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一万HITありがとうございます。

どうも。

とうとうブログが一万HIT達成してしまいました。

2006年7月10日から訪問者数の集計が始まり、

1万人になったのが2009年3月28日。

大体2年と8ヶ月と18日?ですかね。

まあね。内容はgdgdですし。

昔は更新頻度もぜんぜんでしたし。

ご愛好ありがとうございます。本当に。



まだ書きかけの小説「神の詩者」を張りたいと思います。


ある時、ある所。
久我空海(くがくうかい)という少年がいた。
少年は詩を書くのが好きだった。
本を読み、吸収し、そして自分の作品に活かす。
彼は恐ろしいほどに、素晴らしい吸収力を持っていた。
彼が詩を書くのに没頭し始めたのは10歳になってからの事である。
彼は直に小説にも手を出す事になる。

空海はセントカラという国に住んでいた。
部屋の窓から見える晴れ渡った空と、
どこか忙しない世界事情を表したような。
そんな日常を観て彼はまた詩を綴る。

「空と雲のコントラストを見た。
日常に最も近い芸術…」

今、彼は14歳。
彼の部屋には詩を綴った手記がたくさん残されている。
それこそ、100冊を超えているというところだろう。
彼はあまり運動が得意ではない。
学校では外で遊ぶ友達を見ながら、また詩を描くのである。

「加われない輪、でも足を引っ張るならば、
 いっそ傍観しているほうがよっぽどましである…」

何故だろう、彼はこの詩は駄目だと思った。
加われる可能性なんてものはいくらでもある。
加われない可能性を肯定するよりも、
加われる可能性を肯定したほうが”よっぽどまし”だと思ったからである。

「さて…僕もそろそろ帰ろうかな」

毎日通っている何気ない道、でも彼にはいつも違って見えていた。
昨日とは違う雲のかかり方、昨日とは違う人通り。
確かな日常の中にかすかに存在する「違い」。
彼はそれを読み取り、また詩にするのである。

「小説…でも書いてみようかなぁ。」

題名は「双国」だった。
特殊な家計に生まれた二人の兄弟「久我刹那」と「久我彰」。
イギルス国という国境線で真っ二つにされ内戦状態にあったイギルス国で、
彰はさらわれてしまう。刹那は弟を助けるために敵国に潜入する。

「村をでた刹那は当て所ない、東進を続ける旅を始めたのだった。
今は弟の事しか考えられない。寝るところなど、考えてる暇もなかった。」

初めて描く小説にしては、頑張っていると思った。


ここまでです。明日は詩を描こうかと思っています。

by naoyataka | 2009-03-29 12:34 | 詩&小説
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繋がる空とすべての物語


by 久我思人
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